ニホンヤモリのクル病考察:ヤモリ編

2009年01月16日 21:37

わが家のニホンヤモリの『ずんだ』がひどいクル病になって
☆になってしまったことを少しでも無駄にしない為に
クル病についてみぃたちょ的考察を書いてみようと思います。


★クル病とは★
骨が柔らかくなったりもろくなる病気。
しっぽがカクカクと曲がったり、背骨やアゴの変形、痙攣などが起こる。

★クル病の進行について★
わが家ではクル病を発症したのがずんだだけなので一例ですが経過を。


・12月24日・
脱皮に失敗しました。
この時点では痩せてもいないし背骨やアゴの変形、しっぽの異常もありません。
走り回る元気はあります。
ずんだ脱皮失敗

・12月29日・
壁に貼り付けない・木に登れないなどの症状が出てきました。
変形はまだ見られません。
よちよちと歩く程度には動けます。ペースト状のものは舐められます。
ずんだ12292

・1月1日・
背骨が急に変形しました。口の変形も若干みられます。
しっぽには異常がみられません。
ほとんど動けない状態です。
ずんだ01012

・1月5日・
口の変形が酷くなりました。手足にはほとんど力が入りません。
しっぽもカクっと曲がってしまっています。
水分を舐めることも難しくなりました。
この次の日に、ずんだは静かに息を引き取りました。
kurubyou

12月24日以降、
虫の体液とビタミン・カルシウム剤を混ぜたペースト状のものを舐めさせていたのですが
回復させてあげることは出来ませんでした。


今回の例ですが、発症からわずか2週間でかなり酷い状態になってしまいました。
クル病は発症してしまえば完治は難しく、持ち直しても障害が残る場合がほとんどです。
この病気の恐ろしさをまざまざと知らされました。


★クル病の原因★
・産卵前後のカルシウム不足(骨の代謝に必要)
・ビタミンD3不足(ビタミンD3はカルシウムの吸収や骨の代謝に必要)
・紫外線不足


★ビタミン・カルシウム剤について★
コオロギやワームに添加しましょう。
現在爬虫類用に沢山の種類のサプリメントが出ています。
ちなみにわが家では『テトラ レプチカル』を使用しています。
カルシウム過多でも障害が起こることがあるそうなのでほんのり使いがよろしいようです。
reptocal



★紫外線について★
UV-A…脱皮などの新陳代謝の促進
UV-B…ビタミンD3生成
UV-C…どんな生物に対しても有害

ニホンヤモリのような夜行性の爬虫類には
”基本的には紫外線は必要ありません”と説明しているところが多いと思います。

これは、フトアゴのような昼行性の爬虫類はUV-Bに当たることで
骨の代謝に必須なビタミンD3を体内で生成するところを
夜行性の爬虫類はUV-Bに当たらなくても生成できるからです。

ですがずんだの場合、カルシウムもビタミンD3の添加も行っていました。
それにも関わらずクル病を発症したということは、
微量な紫外線は必要ということではないか?と考えています。

カーテン越しの弱い光が1~2時間当たる程度の場所にケージを置いてあったのですが、
それでは足りなかったのかもしれません。

太陽の光が程よく当たる環境にあれば必要ありませんが
現在わが家では、トカゲに使っているレプティグロー26Wを
プラケ越しに1週間に1~2回、1回2分くらい当てています。

※あまり強い紫外線はヤモリに有毒なので、直射日光は絶対に避けましょう!!



これはみぃたちょ自身の経験と色々なサイトさんを巡って得た情報の中から
みぃたちょの独断と偏見でまとめたものですので、正しい!というコトではありません。


ただ、ずんだの様なヤモリが1匹でも減るよう
すこしでもヤモリ飼育の参考になったら幸いです。


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コメント

  1. パイナップル親父 | URL | -

    参考に

    我が家はビタミン・カルシウム剤は主にネクトンシリーズを使用してるんですけど今んとこクル病を発症した子は一匹もいません。

    ずんだの症状をみていたらクル病はとても怖い病気なんですね…。

    ビタミンD3過剰症もクル病と同じような症状がでるみたいですね。
    我が家ではビタミン剤は何種類かありますがほとんど使用してません。
    カルシウム剤もD3入りと入ってないものを交互に使ってます。






  2. みぃたちょ | URL | 6Q0aW8YQ

    >>パイナップル親父 さま

    ネクトンも良く聞きますよねー^^
    ビタミンD3は脂溶性のビタミンだから、きっと身体に溜まりやすいのでしょうね。
    ビタミンD3過剰症で骨が軟化したりするのですか!!??
    それは初耳です!!
    わが家ではレプチカルオンリーですが、
    今のところレオパたちには問題なさそうです★
    でも、基本的にヤモリは体内でD3を生成できるのですから
    入ったやつ使わない方がいい気もしますよね~。
    カルシウムだけのシンプルなヤツも買おうかしら??
    わが家には他にもトカゲやサンショウウオもいるので
    ビタミン入ってるやつはオールマイティに使えて便利なのですが(゚∀゚ )

  3. りょうた | URL | 1wIl0x2Y

    詳しい説明で勉強になります(><)
    でもこれだけの対処をしたのに、クル病がさらに進行したと言うのはなんだか違和感を感じますね。

    確かにD3有とD3無のカルシウムの使い分けは迷います。。。
    うちはD3有を使っています。
    アルビノ系が多いので、光には全く当ててません。

  4. みぃたちょ | URL | 6Q0aW8YQ

    >>りょうた さま

    ”ヤモリには紫外線は不要”というのを
    あちこちのサイトさんで見ていたので、紫外線に対してはほぼ無頓着だったのがダメだったのかなーと思っています。

    このサイトに来る方に結構いるのが
    『ヤモリ クル病』で検索している人なんですよね。
    クル病で困っている人沢山いるんだなーと、書き起こしてみたわけなんですが
    こんなに知ったかぶっていますが
    本当はみぃたちょも全然解ってません(´Д`;)
    まだまだ勉強しなきゃいけませんね(´・ω・`)ショボーン

    アルビノは紫外線に弱いですよねー!
    ウチもレオパには紫外線を当てていないんですけど
    レオパはどうなんでしょうかね??

  5. 浮気猫 | URL | s.Y3apRk

    ずんださんがクル病になったのはショックでした。
    飼育環境に特にクル病につながる所が思い当たら
    なかったので、ヤモリのクル病はまだ分かってない
    と言う認識に戻りました。
    まだまだ情報の蓄積が必要なんですね。

    うちのニホンヤモリの飼育環境も参考までに。

    ・うちの3匹の子ヤモ達は日光浴は全くさせていません。
     朝日が曇りガラス越しに入り、壁に反射して、更に
     2枚のガラスを通してケージに入るくらいです。
    ・毎週、ケージ掃除に外に出して健康チェックしてます。
    ・Ca補強のみ行って、ビタミン類は一切添加していません。
    ・餌はイエコ。イエコの餌は鈴虫用とメダカ用の混合飼料です。

    9月頃に孵化した個体ですが、特に問題なく頭-尻尾の先
    13cmくらいに成長しています。

  6. みぃたちょ | URL | 6Q0aW8YQ

    >>浮気猫 さま

    ビタミン添加はそこまで必要じゃないみたいですね^^
    ウチにはヤモリ以外にトカゲやサンショウウオがいるので
    ビタミンが入ったカルシウム剤を使っていますが
    カルシウム単体のも買おうかな??って思ってます★

    ニホンヤモリは犬やネコの用に飼育方法が確立しているわけじゃないので
    情報収集もなかなか難しいですよねー。
    みんなで情報交換していきたいですね(゚∀゚ )

  7. Ruka | URL | -

    はじめまして^^

    初めまして にほんブログ村から飛んできました^^
    ヤモリ(爬虫類初心者)自分には、コメントの仕様がありませんが・・・
    クル病と言う言葉は聞いたことがあります。
    本当に恐ろしい病気ですね・・・発症してからの進行が早い事に驚きました>< 家にもフトアゴが居てまだまだ、飼育も手探り状態で、みぃたちょさんの様に詳しく書いてもらえると、とても参考になります。
    ★になってしまった ずんだは、可哀想な事しましたが今後に向けてその死は無駄ではなかった気がします・・・。

    家とみぃたちょさんの飼育している種類は違いますけど、為になる記事ありがとうございました。 また寄らせてもらいます^^

    最後に・・・もう随分と時間の過ぎてる記事にコメント残した事お詫び申し上げます^^; 

  8. みぃたちょ | URL | 6Q0aW8YQ

    >>Ruka さま

    訪問&コメントありがとうございます!はじめまして★

    フトアゴさんも紫外線不足でクル病になったりするようですね…
    爬虫類にとってクル病はとても恐ろしい病気ですよね。
    自分が至らなくてずんだは空に行ってしまったのですが
    ずんだのことを少しでも無駄にしないよう、記事にさせていただきました。
    クル病を検索してこのHPに来る方がとても多いので
    悩んでいる方もたくさんいるようですね。
    少しでも参考になってもらえれば幸いです。

  9. ゆぴえ | URL | 4jeLTJQM

    はじめまして。

    はじめまして。
    ニホンヤモリを愛する女子高生です。

    この記事を読んで、気になる部分を拝見しました。

    私のヤモリ(♂)は保護してから2年経ちますが、今まで一切サプリメントや紫外線照射などをしてきませんでした。
    それ以外の環境はずんだちゃんと一緒ですが、だいぶ前からしっぽの先がクネクネ(2cmほど)しています。
    エサは食べるし元気なのですが、気になりました。。。

    ずんだちゃんは、何センチほどしっぽがクネクネしていましたでしょうか?
    時間が経ってしまった記事なのに、コメントしてしまいすみませんが、よかったら教えてください。

  10. みぃたちょ | URL | 6Q0aW8YQ

    >>ゆぴえ さま

    初めまして、こんなところまでようこそおいで下さいました^^

    ずんだの場合、アゴや背骨の変形はかなり出ましたが
    しっぽの変形があまり出なかったんですよ。

    クル病の症状の出方にもいろいろあるみたいです(´・ω・`)


    尻尾のクネクネは多少の場合は問題ないようで
    うちの『みたらし』もちょっとクネクネしています。

    クネクネ具合は
    http://yamaarasinodilemma.blog25.fc2.com/blog-date-20091022.html
    の尻尾をみてやってください^^

    紫外線の照射やサプリメントを与えなくても
    全く問題なく飼育できている方もいらっしゃいますし
    元気なら大丈夫でしょう☆

    ただ、脱皮に失敗したり
    急にクネクネがひどくなったら怖いんですが…

  11. ゆぴえ | URL | 4jeLTJQM

    参考になりました!

    可愛い参考写真ありがとうございます(*^ω^*)
    みたらしちゃんと同じくらいのクネクネ具合です。

    うちの子は、尻尾以外の部分に変形は見られず、脱皮の失敗もしていないので大丈夫だと思います。

    質問に的確に答えてくださって、ありがとうございました。

    可愛い爬虫類がいっぱいのブログですね♪
    またこのブログにおじゃまさせていただきます!

  12. みぃたちょ | URL | 6Q0aW8YQ

    >>ゆぴえ さま

    きっと大丈夫でしょう♪

    みぃたちょの実感としてなんですが
    やっぱりミルワームが良くなかったかもっていうのもあるんです。

    ちょくちょくあげてたので(´・ω・`)ショボーン

    今はほとんど緊急用のみの使用にしているのですが
    クル病は今のところ出ていません。

    是非またいらしてくださいね(゚∀゚ )

  13. | URL | ipgORDok

    ~(/_;)/~~

    いきなりすみません。
    ニホンヤモリを昨年8月から飼っていて、今日くる病に気付き、色々調べていたらこちらにたどり着きました。
    うちのヤモちゃんは、アゴまで変形してしまっていて…かなり重症だと思います…泣
    餌も食べれないかもしれません…
    とりあえず今ライトを注文したので、明日からあててみます…
    うちの子は変わっていて、生きていないコオロギの生タイプを直接ピンセットであげると食べてくれてたんです。餌は3日に一回程でした。痩せていたので少なかったのかもしれません…ショップでも栄養的には一緒なので食べているなら問題ないと言われていたので、食べなくなったら生きたコオロギに変えようとしていました。最近カルシウム&ビタミンDパウダーをつけてあげていましたが、もっと早くにそうすれば、くる病にならなかったかもしれません…。そして、手足が曲がっていた時点で気付けなかった…。いつも通り解剖したコオロギを食べてくれてたのでアゴが曲がって初めて気付いたんです…もう本当酷いですよね…。
    時間を戻したいです…
    アゴがこうなっては、今生きたコオロギをあげても食べられないですかね…?
    なにかヒントがあればお手数ですがアドバイスお願い致します…(;_;)

  14. みぃたちょ | URL | 6Q0aW8YQ

    >>名無し さま

    こんにちわ、初めまして^^
    大変でしたね、文章からも伝わってきます。

    さて早速ですが
    結論から言いまして、残念ですがクル病の改善は難しいかと思います。
    ラバーマウス(顎の変形)まで進行してしまっているということで
    活きている餌の捕食もこれからは出来ないでしょう。

    冷凍コオロギを常食にしているのは
    個人的な意見ですが、まったく問題ないと思います。
    ただ、活餌の場合は
    コオロギに野菜などの栄養を食べさせる事によって
    間接的にヤモリにビタミン類を摂取させることができます。
    冷凍コオロギの場合はそれができないので
    結果的に栄養不足になった可能性があります。

    カルシウムの代謝には
    カルシウム・ビタミンD3・ビタミンBが必要との情報がありますので
    今までの餌が食べられなくなった場合、
    給餌はハニーワームやコオロギの体液をだし
    それにネクトンなどのサプリメントを混ぜたものを舐めさせる
    という形にするのはいかがでしょうか?

    ただ、症状の改善ではなく
    進行を抑えるくらいにしかならないでしょうが…。
    根本的なお役に立てそうもありません。ごめんなさい。

    また進展があれば良ければ教えてくださいね。

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